コピー機に限らず、リースという契約方法は上手く使えば非常に役に立ちます。しかし、必ずしもリースがベストの選択になるとは限りません。特に、そのコピー機を使用する期間に応じて、どのように導入するのかは重要です。安易にリース契約を結べばかえって損を招いてしまうかもしれないのです。ここでは、三つの期間に分けてレンタル・リース・購入のいずれが良いのか見ていきます。
・数日~数ヶ月程度
短期間のイベントや講演会などで使用する場合には、レンタルするのが最もおすすめです。リース契約は契約期間が何年もありますし、途中解約する事もできません。購入する場合も、その後コピー機を使用する予定が無ければ処分するしかありません。
・1~3年程度
起業したばかりの頃や、貸事務所を利用するときなどです。この場合はレンタルも良いのですが、中古のコピー機を購入するのも良いでしょう。リースは、やはり契約期間の長さから不向きです。
・3年以上
長期間の使用となりますと、購入だけでなくリースも選択肢に入ります。単位時間あたりの費用が高いレンタルは短期間に向いているため、まず選択肢に入りません。
このように、リース契約が適しているのはそのコピー機を長期間利用する場合に限ります。無駄な費用を負担しないためにも、そのコピー機を使用する期間とよく相談して導入しましょう。