データのデジタル化も進んでいる昨今ですが、またまだ紙の出番は多いです。そのため、企業にとってコピー機はしばらく欠かせない存在です。そんなコピー機ですが、導入する際の主な方法として「レンタル」と「リース」が上げられます。所有権が無い、資産にはならないといった共通点はありますが、その違いについてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで、レンタルとリースの違いについて簡単にご説明いたします。
・コピー機レンタルの特徴
レンタルは、ほんの数日といった短期間から利用できるのがメリットです。さらにいつでも解約ができるので、その柔軟性が魅力となります。ただし、初期費用として搬入搬出費が必要になってしまいます。また、機種が選べない事が多く、中古品ということも多いです。そういった点では少々不便を感じるかもしれません。
・コピー機リースの特徴
リースはレンタルと比較すると、費用の面でメリットが大きいです。具体的には、リース料金を経費として計上できる、初期費用がかからない、毎月の支払い金額が安いという特徴があります。また、最新のコピー機を自分で選ぶ事が可能です。ただし、リースは途中解約ができません。また、導入するにはリース会社の審査が必要と条件が厳しいです。
コピー機のレンタルとリースとでは、このような違いがあります。それぞれに一長一短がありますのでどちらを選択するのか迷ってしまうかも知れません。そこで一つの目安となるのが、コピー機の利用期間です。短期の利用ならレンタルを、長期の利用ならリースを選択したほうがコストを削減できます。その時々の状況にも寄りますが、おおよそ3年を基準に選んでみてください。