コピー機のリース契約を結ぶ際、必ずしも新品のコピー機を選ぶ必要はありません。中古のコピー機を選択することで、さらに費用を抑えてコピー機を導入する事が可能になるでしょう。しかし、コスト削減というメリットはありますが、新品のコピー機では気にする必要の無い注意点があります。導入の際は、そのことについて忘れないようにしてください。
まず、カウンターについてです。カウンターとは、そのコピー機がこれまでに何枚印刷したのかを表すものです。一般的に、コピー機の寿命となる印刷枚数は約300万枚と言われています。比較的新品のコピー機だったとしても、カウンターの数値が大きければ既に内部の傷みが進んでいる恐れがあります。可能なら、導入する前にテスト印刷を行い、給紙や印字に問題が無いか調べておくべきでしょう。また、中古のものは過去の利用者のデータが残っている事があります。コピー機もコンピュータですので、内部にはデータが蓄積されています。データが残ったままですとファックスを誤送信してしまったり、情報が外部に流出してしまったりする危険があります。もしもデータの消去が為されていない場合、業者に消去を依頼することになります。
このように中古コピー機のリースは、メリットとデメリットを天秤にかけて考えなければいけません。費用にばかり目を向けず、それがリース期間中問題なく使い続けられるものか見極めなければいけないでしょう。