ご家庭にコピー機がなくて、困った経験はありませんか?コンビニエンスストアやネットカフェなどでも印刷することができますが、わざわざ足を運ぶのは面倒です。頻繁にコピー機を使うのなら、なおさらですよね。
そんなとき、家にコピー機があればな……そう思われるのではないでしょうか。では実際にコピー機の購入を検討したときに、「どんなものを選べばいいかわからない」「業務用や家庭用って何が違うのだろう」「買うと高いのかな」など、いろいろな疑問があるかと思います。
そこで今回は、コピー機選びのポイントや初期費用がかからないリースという契約方法についてご紹介します。
目次
コピー機には、「家庭用」と「業務用」の2つのタイプがあります。家庭用コピー機はコンパクトで場所をとらず、気軽に使うことができて魅力的です。あまりコピー機を使わない家庭であれば、家庭用のもので十分でしょう。
ですが、最近では利便のよさから業務用コピー機を使われているご家庭も多いそうです。もし、これらの特徴に魅力を感じるのであれば、あなたのご家庭にも業務用コピー機をおすすめします。
家庭用コピー機では、一度に収納できる枚数は多いタイプで100枚前後です。コンパクトなものであれば、30~50枚前後ということもあります。それに比べて業務用であれば500枚もの収納が可能です。これは、業務用コピー機ならではの大きなメリットでしょう。
家庭用コピー機では、限られた用紙サイズにしか対応していません。大きいもので、A4サイズほどでしょうか。ですが業務用コピー機であれば、A(6,5,4,3)やB(6,5,4,3)など多くの用紙サイズに対応しています。ご家庭でのコピー機の用途によっては、魅力的な特徴です。
家庭用コピー機では、インクジェット式の印刷方法で、1分間に10枚ほどを出力します。それに比べて業務用コピー機では、レーザープリント式という印刷方法で1分間に30枚ほどを出力することが可能です。おおよそ3倍の速さです。ご家庭であっても、多くの枚数を印刷したいという用途があれば、印刷速度の速さも魅力の1つです。
たとえばカラー印刷ならコンビニのネットプリントなら60~80円かかりますよね。本体が安い家庭用でインクの値段と印刷の精度により開きはありますがA4用紙1枚あたり15~30円はかかります。
それが、業務用であれば同じく価格に開きはありますが平均すると5円~25円ほどで印刷可能です。また、家庭用コピー機は本体だけではなくインクのカートリッジ自体のサイズもコンパクトなため、印刷頻度が高ければインクはすぐになくなってしまいます。最近のものなら、とくに安く性能が上がっていますし、格安のインクを大量に買えばますますお得になります。
印刷物が多く、コピー機を日常的に使うのであれば、ランニングコストを含め業務用コピー機の導入をおすすめします。
ご家庭にコピー機を導入したい!でも、いったい何を基準にコピー機を選びましょう。ここでは、コピー機を選ぶ際に注目したいポイントについてご紹介します。
コピー作業を手早く済ませたいなら、印刷速度は大事なポイントです。印刷速度の速さでみるなら、インクジェット式の印刷方法よりもレーザープリンター式のほうがおすすめです。ただし、レーザープリンター式はインクジェット式に比べて消費電力が大きいので、速度と電気料金の兼ね合いで決めましょう。
コピー機は使えば使うほど劣化する消耗品です。頻繁に使うのであれば、どれだけ長く使うことができるのか耐久性を確認した上で購入しましょう。基本的には印刷枚数と耐久性は比例しますが、家庭用であれば数年での買い替えが必要で、業務用であればメンテナンスによって長年使える場合もあるようです。
デザイン物や写真を印刷する用途がある場合には、画質も大切なポイントとなります。一般的なコピー機において大きな画質の差はありませんが、物によっては業務用のものよりも家庭用のコピー機の方が解像度が優れている場合もあります。コピー機の出力解像度を確認してみましょう。
コピー複合機はコピー機と違い、FAX機能やスキャナー機能、プリンター機能といった多くの機能があります。非常に便利なのですが、機能が増えるぶん本体価格も上がってしまいます。ご家庭での用途に合わせて、コピー機とコピー複合機、どちらを選ぶのか検討してみましょう。
ここまで読んでいただいた上で、業務用を導入したい!そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。ですが、業務用コピー機の本体価格は、非常に高額です。そこで、リース契約という導入方法をご紹介します。
リースとは、賃貸契約の一種です。貸す側であるリース会社が商品を購入し、私たちはそれを借り受けるというかたちになります。このリースには、ファイナンス・リースと、オペレーティング・リースという2種類の考え方があり、途中解約やリース期間終了時の商品買い取りについての規定が異なります。リース契約をする際には、自身の使い道に合った契約をしましょう。
購入すれば一度に多くの初期費用がかかりますが、リースをすれば初期費用はかかりません。毎月の分割の支払いとなります。また、カウンター保守契約といって、毎月の支払料金の中にインク代や、故障の際のパーツ代や出張費用が含まれていることもあります。コピー機を使う頻度が高いのであれば、リース契約はおすすめの導入方法です。
コピー機のリースは、業者によって価格やサポート内容が異なります。コピー機を業者からリースする際には、慎重に業者選びしましょう。
コピー機のレンタルは、業者によって料金や契約内容が大きく異なります。相見積もりを取ることで、料金やサポート内容の相場を知ることができますよ。しかし、いくつもの業者に見積もり依頼をするのは大変です。「一括見積もりサイト」を使えば一括で複数の業者から見積もりを取ることができるので、ぜひ活用してみましょう。
コピー機をリースするのなら、定期メンテナンスや駆けつけ修理をしてくれる業者をおすすめします。どんなコピー機でも不調や故障はつきものです。定期的なメンテナンスによってコピー機の調子を保ってくれ、また何かあれば駆けつけてくれる。せっかくリースするのなら、そのようなサポートがある業者を選びましょう。